昨夜、祖父が緊急手術をしました。
前日まで、とても顔色もよく、元気に話してお菓子までつまんでいたのに、胸の検査に行ってくるといい、そのまま帰ってきませんでした。

7時間ほどたった頃でしょうか、ようやく家族が呼ばれどんな状況だったか説明を受けてみると、以前にも心筋梗塞を起こしており、その時に完全に1本の血管が詰まっていたそうです。

心臓には大きな血管が3本あるそうです
そのうちの一本はすでにダメになっており今回もう一本が詰まってしまいました。

今の医学は優れているので至急手術で詰まってるところに管をはさみ広げる手術をしたところ、その先の2股に分かれた血管が縦にさけてしまいまた血が流れない状況ができて…

とにかくかなり手こずって長時間の手術でした。
家族もみなぐったり・・・

ICUで今も治療を受けていますが油断できない状況です。

待ってる間にもさまざまな祖父の顔が思い浮かびました。
しかし、祖父はとってもラッキーな星の生まれですし、発見された時期や、手術の日も悪くないのできっと大丈夫って信じていたせいか、みんな落ち着いて待っていたのです。

ある人の言葉で、「時間」というのは日ごとに寺に行くまでの間と書くのだという言葉が頭に過りました。

最近3回ほど聞いていた言葉だったのですが、祖父の病を通して「あ～本当にその通りだな」と実感いたしました。

人は皆、誰もが平等に必ず死に向かって生きています。
それが長かろうと短かろうと、必ず死にます。
そんな、生をどう生きるか。
後ろを向いて生きるか、前を向いて夢を叶えながら生きるか。

考えさせられた時間でした。